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研究室での活動
当研究室での活動のあり方を以下に掲げます。活動内容として、十分にできていない点があるかもしれませんが、目標・理念を示しています。
ゼミの運営について
1)学生の自主性を重んじる
卒業研究等のテーマの選択からその実施にいたるまで、学生の自発性を尊重する。
2)他大学・他分野との交流を積極的に進める
京都大、早稲田大その他との交流を重視し、合同研究やジョイントゼミを進める。
3)設計と計画の両刀遣いを
 建築設計も計画研究もできる学生として成長してほし。4年生の場合は、卒計でも卒論でも可。卒計の場合は、論文としてまとめる内容を図面で示すつもりで。
ゼミの基本姿勢について
1)計画原理の探求と実践をめざした研究
建築計画や都市計画の原論あるいは原理を科学的に探求する。科学的探究に必要な統計学、心理学、その他の素養が不可欠。更に、探求した理論を、建築計画やまちづくりでの実践を通じて検証する。
2)行動科学+安全科学を両輪とした研究
 人間を大切にする視点、安全を重視する姿勢を研究の中で貫くこと。防災計画に関わる事柄がゼミでの主たるテーマとなる。
3)被災地の研究室としての責務を自覚した研究
 被災地復興あるいは被災記録づくりにボランティア的に関わって、社会的責務をはたす。当面、人的被災あるいは火災被害の記録作りに取り組む。
ゼミの研究テーマについて
1)環境心理、安全・安心な環境づくりに関わる研究
2)火災時や地震時の避難行動に関わる研究
3)建築安全に関わる研究
4)安心まちづくりに関する研究
5)伝統的な町なみ保全に関わる研究
6)共生的安全に基づく復興計画に関わる研究

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など、研究室全体の議論の中で、研究室としての研究内容は定めていく。
ゼミとしての対外的活動
1)オープンゼミナール
 毎月第3土曜日に開催。卒業生を含めた学外者に公開されたゼミ。
2)犠牲者聞き語り調査
 震災犠牲者の記録づくり。6000人の犠牲者について一人一人の記録を残す活動。
3)建築防災計画部会
建築学会近畿支部の部会活動として、建築の安全設計法についての勉強会を行う。
4)都市防災研究会
建築学会近畿支部の都市計画部会の活動として、都市の安全についての勉強会を行う。


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