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全体ゼミ記録 及び 連絡掲示板より 
全体ゼミ:研究室メンバーが全員参加するゼミで、週1回開催しています。
>おすすめ
この春にゼミを離れる人、この春からゼミに入ってくる人に、おすすめです。
1)東京に行く機会があれば、地下鉄大江戸線飯田橋駅にいってみてください。
2)本屋さんに行く機会があれば、「世界がもし100人の村だったら」を買って読んでみて下さい。
by mur at 2002年3月9日(土)10時01分36秒
>M2、4年
2002年(第13回)「優秀卒業論文賞」「優秀修士論文賞」応募論文の募集がありますので、ぜひ応募してください。/期日:2002/03/29締切/詳細: http://www.aij.or.jp/jpn/databox/2002/020124.htm

by HOK at 2002年3月8日(金)11時40分26秒
>修論・卒論提出者へ
提出ごくろうさまでした。さて研究終了に際し、各自以下のものを私まで提出して下さい。

・提出した論文のコピー 2部(研究室保存用です)
・要旨2部(論文と一緒に閉じます)
・論文原本と要旨、近畿支部用原稿のデータの入ったMOファイル

また、自分用に論文が欲しい人(製本したもの)はさらに1部追加して持ってきて下さい。
by KK at 2002年2月5日(火)16時31分48秒

 2001-12-21(金)

修論・卒研
論文のまとめ方について議論した。
その他
卒業設計クリティック 2001年12月27日又は28日(日程後日調整)
修論・卒研発表練習会 2002年2月14日 9:00~12:00  18:00~22:00
研究室の移動 2002年3月下旬又は4月上旬
    → 2月26日、27日引越しに変更(学舎改修の変更による)
   環境棟 学部生+M1+M2+αの予定

 2001-12-07(金)

修論・卒研
調査の進行状況について議論した。

 2001-11-16(金)

サブゼミ報告
復興・再生系
卒研
ウィングスタジアム調査計画(11月24日)
その他
中間研究報告会 11月26日 修論各25分 卒研各15分

 2001-11-02(金)

修論・卒研
薗頭 順調にヒアリングを行っている
吉田 職能の中で何を見るかを明確にしないと、職能確立に向かわないのでは(Mur)
       役割(倫理性)と技術の関係
       なぜ専門家が利益を得ることができないか
       派遣された専門家とボランティア的な専門家の違い、住民雇いの専門家は?
中林 住民意識アンケートを作成中
渡辺 各住宅の住民にヒアリング中
吉野 ゾーニングとネットワークを考えてエスキースをしているところ
       通りごとに特色をもたせる
       いろいろな復興プランを考えて
堀川 コミュニティビジネスの分類を行っている。
       まちづくりに関係するものをピックアップしヒアリングする。
松山 敷地を西区の西神ニュータウンにした。エスキース。
大松 論文の構成を考えている。
北條 高齢者の日常災害に着目して、改修後の効果をみていく(安全性+α)
その他
次回の全体ゼミは、11月16日(金) 9:00 都市安全研究センター2階 会議室

 2001-10-26(金)

修論・卒研
大松 火災安全設計のケーススタディを行っている。
    基本設計での評価法はないのか
    評価法を使うことによってデザインがどのように変わるか
    設計行為の中での安全の考え方
    性能評価法を最終的にどのように使っているか
薗頭 地区調査はやめてヒアリングに集中することとした。
    3地区の30人に聞く。月見山、御蔵、魚崎。(あと新在家か)
    いくつかの指標をもって評価する。
中村 避難安全評価法で定量化されていない部分に関して実験を行う。
     (わかりやすさを翻訳して、①見えるかどうか、②出口かどうかの判断、
      明るさなどは変えなくて)
       → 写真、CGなどを使った実験で、定量的なデータがとれるのか検討中。
    有効性と限界を見ておく必要がある。
    出口自身がもつ吸引力、受け手の体験・経験・環境心理的理解力、これらをつなぐもの
    (交差点、ネットワークなど)で説明ができる。
    「仮説を検証する実験」になるように
野原 スタジアムでの混雑する箇所の調査 → 流動の阻害とならないように設計
      (11月24日(土))
    各スタジアムのプラン分析・避難計画のコンセプト比較も同時に行う。(第1章)
    第2章 混雑調査の分析
    第3章 ワールドカップへの提言
サブゼミ報告
都市復興・修復系
 (中林) 住民の意識についてアンケートを行う → 耐震改修の方向性をさぐる
      何を聞くか、中心を決めて行うこと
      耐震改修をした人に聞く(どのくらいいるのか)
      いまの国、行政の耐震改修システムのどの点に問題があるか
      (なぜ、この仕組みで改修をする人が少ないのか)
      住宅のメンテナンス意識を聞くのか
 (谷山) データ待ちの状況
      必要なデータを求める態度が重要、あるいは、別の手段でデータをとる
      経済的に、客観的に証明することが重要
      複線的な支援体系が必要 ←→ 公的な機関による財政的な支援
       (融資について調べることによって何を提言できるか。)
      良い街への誘導をはかる役割を、公庫が果たしてきたのか。
その他
次回の全体ゼミは、11月2日(金) 9:00 都市安全研究センター2階 会議室

 2001-10-09(火)

修論・卒研
薗頭 地区調査はやめて、ヒアリングにより定性的なとりまとめとする。
渡辺 プレヒアリングを10月中に実施する。
吉田 専門家の知識・権限、専門家の範囲・位置付け を考えている。
       → 専門家が具体的に何をしたか、事実をおさえる。 その中で、あり方を考える。
中林 アンケートの方法(中味、聞き方)を考えている。
         耐震改修の誘導策が見えてくるように。「こうしたら どうですか。」 ←?
         耐震改修をしている部署の人にヒアリングをする。
追谷 昨日、峰山調査を実施した。かなりの貸付を行って、復興をすすめた。
       仮の復興建物 → 各家バラバラの時期に、本格建築
      道路の拡張、各家がどれだけセットバックして買い上げられたか、調べる。
サブゼミ報告
まちづくり、建築安全
その他
次回の全体ゼミは、10月26日(金) 9:00 都市安全研究センター2階 会議室

 2001-10-09(火)

修論・卒研
薗頭 地区調査について ← NPO活動との接点を考えて
       場所性? → ゴミ捨て場、掲示板設置場所、植栽、モニュメントの管理  
              できた過程 なぜそこにあるか 人々がどうかかわっているか
              ←  ヒアリングで写真、データを集める?
サブゼミ報告
都市復興・修復系
 (谷山) 住宅金融公庫のはたした役割
        ← 公庫の言い分だけでは不十分、もっとこうすべきだったとか批判的に
           自立再建、公的な財政誘導政策のあり方をみるべき
           全体の財政のなかで、公庫の役割
           米国で行われていることとの対比、それ以外の政策との対比など
 (中林) 耐震改修に対する住民の意識についてのアンケート
       既存不適格建築物について 市民の意識を育てる方向で
        ← 住民が、既存不適格と認識しているかどうかが重要
           遡及適用すべきかどうか、どのように公的に介入するか 公共性との関係
           どこまで聞けるのか
           国としてのコスト・ベネフィット(公共性の説明) 国のあり方←→自己責任
           メンテナンスの話?
           アンケートで何を聞くか 視点・論理との関係で
           テーマを 「住民意識から見た耐震改修」とすれば
           設計者・施工者の問題をぬきに語れるか
           制度の問題点との関係(軸組み工法が正当に評価されないなど)
 (吉田) 住宅再建の対象地域を設定 専門家の役割・問題点を明らかにする
           土地区画整理事業地区内における共同再建事業にしぼる?
           古典的(絶対的)、近代的(契約)、現代的(パートナーシップ) 専門家
        ←  パートナーとして専門家を見るかどうか?
           (通常は、行政と市民のパートナーシップ)
            専門家を行政と市民のパートナーシップの触媒とみるのか
        ←  「専門家の職能」が重要なのか「まちづくりの支援システム」が重要なのか?
        ←  土地区画整理事業と関連するのか?
        ←  アンケートが万能ではない。1人へのヒアリングでも論理が構成できる。
            まちづくり支援ネットワークのはたした役割の評価
            つぶれかけの建築系コンサルタント(ハード系)とCS神戸(ソフト系)の比較
            まちづくりの主体論?
              住民が専門家をどのように評価しているか 
              住民がどのように参加するべきか
            専門家の専門性の欠落
            専門家としての主張 ←→ 黒子に徹する姿勢 
 (福本) 倉吉調査 住民意識のアンケート
            住民が求めているから?
         ←  景観と防災についてのデザインサーベイが重要
             デザインでどのような取り組みが必要か
中国雲南省調査報告(12時間で到着する)
 復興前と後の街の見学を行った。
 地元の人と意識のちがいがあった。(?)
 文化財復興の課題
 よい点
  事前の取り組みがあった。復興について地震前から計画があった。
  トータルなプランがあった。古い街と新しい街を組み合わせている。
  伝統的な木造への評価、川の仕組みへの評価 漢方医学的な自由な発想がある
  地震学者(専門家)の発言力が大きい
その他
見て歩き会
  10月20日9時 六甲道 集合
オープンゼミ
   台湾 雲南省調査報告
中間報告会  11月26日(月)一日中
次回の全体ゼミは、10月19日(金) 9:00 工学部LR102

 2001-10-09(火)

サブゼミ報告
都市復興計画系
  (吉田)
   職能論 既存研究をおさえておくこと。
  (中林)
   既存不適格建築物に対する考え方。従来ものをおさえた上で、新しい視点を提起する。
   どこに焦点をあてるかを決める。
    (どのテーマも重要だが、その研究によってどれだけ改善できるかが判断基準となる。)
   →なぜ残っているのか。
   →耐震性がなく被害を受けやすいのは
     違反が問題なのか、既存不適格か、性能・維持j管理か
   →住民はなぜ、手入れ・補強をしないのか。(東大目黒論文参照のこと)
  (追谷)
   なにのために峰山町の復興について調べているか、どのようなメリットがあるか
   →次ぎの地震があったときに、復興をスムーズに行うため、復興のあり方を提案する
    そのための手がかりを探す
    望ましい復興のあり方
     ・住まい、生活の再建
     ・安全性の向上
     ・環境、コミュニティの形成など
    被害の状況、地域の状況に応じた復興のあり方
    人々の意見がどのように反映されたか、地域の資源をいかに活用したか
    このあたりを捉える視点から、調査を行う。
その他
次回の全体ゼミは、10月15日(月) 9:00 工学部LR102

 2001-09-28(金)

修論・卒研
北條 高齢者のための住宅改修 (アドバイス)
   いままでと違った視点 非常時の考慮/建築家だけでなく関わる人々 など
                  デメリット、事故事例などは?
   研究方法  実態調査 専門家に話を聞く など
吉田 まちづくり関係の専門家ヒアリングを行っている。専門家がどの位置にあるべきか。
       復興の動きが終わっていて、過去のこと、うまく聞けない?
        → なにをのりこえればよいか考える。
       第三者的機関に頼みに行く時には、住民の中に専門家が生れている?
        → それにふさわしい新しいシステムを考える。
  (アドバイス)
   スケジュールの中でベストを尽くす(逆算して方針を決め、調査をはじめる。)
     理想の研究があるかもしれないが。
   従来の考え方との違い、調べることによるメリット、研究の位置付けが必要
     コンサルタント派遣でうまくいかない点、新しいシステムの提案、新しい動きに着目
   阪神大震災後、どのような組織ができて、どのような活動をしたのか
     コンサルタントの延長として行っている場合、ボランティアがベースの場合、その他
谷山 住宅再建・災害復興に融資が果たした役割
   作業として
   海外事例の整理
   金融公庫へのヒアリング
   住宅再建のパターンについて難しいと考えている。
  → なぜパターン化する必要があるか。
     なにが研究のネックになっているか。
     どうするべきかの仮説があるべき(研究の目的をもう少しクリアに)
    「阪神・淡路大震災における住宅金融公庫が果たした役割」に絞り込むことも考えられる。
    「家賃補助が果たした役割」でもよい。
     あるいは、予防まで考えた金融公庫のあり方を考える。
中村 避難路の評価
    研究の目的がまだ曖昧 実験は行う
   (アドバイス)
    研究の目的に確信をもつ。仮説の検証の方法は納得のできるもので。
    「安全である」が原点。「わかりやすさ」はその手段であることに留意。
吉野 復興拠点の設計
   設計の敷地選定中
   復興拠点のイメージは? 
    そこの町でたりないものを補う。← たとえば「鎮守の森」的な施設か?
    実際にそのような空間があったのか調査してみるとか。
野原 サッカースタジアムの避難計画
   サッカースタジアムの事故事例 もう少し詳しい報告書を探す。
    (サッカースタジアムにどのような危険性があるか)
楢原 災害弱者の避難安全性
   文献調査 問題点を探っている
   対象施設 一般的な施設 or 福祉施設
   どのような提案となるか 
    → 既存の施設について、どのように対応するか 改修プランの提案?
    どこにポイントをあてるか。
    身障者でも乗れるエレベーターの開発?
    (新しいプラン設計の考え方は、かなり提案されている。)
    そもそも、地下街に高齢者が買物に行くことは、どう考えるか。
    (危険な空間をつくることがまちがい)
   「エレベータにした時に、優先されるか。」に問題を感じている。
    研究の焦点がみえてこない。
   「ADAの理念」に焦点をあてる? そこから学ぶことの整理
    イギリス、北欧の動向を調べる
追谷 復興計画
   峰山町調査 住宅復興と道路(貸付、町営住宅、各家からの買い上げ)
            現在の家を、一軒一軒丹念に調べることも可能。
            暮らし、住まい、地域社会の変化
   新宮市調査も考えられる。
   (どのような視点で、資料を整理するか、が問題、それをどのように活かせるかの提案)
    → 研究として意義がある。
堀川 コミュニティ・ビジネス
   「東北地方のコミュニティ・ビジネス」の本
    どのような視点で読むかが重要(まちづくりとの関係)
福本 歴史的町並み 設計 (17日~19日 4人 倉吉調査)
松山 職・住・遊 ニュータウンで考えている。 → 設計
    いまのまちに、どこに問題があるかを考える。
    武庫川団地の立替など 修復
その他
研究室紹介パネル作成の分担(フェニックスプラザ防災展、都市安全センター公開日)
蓼科合宿の詳細について

 2001-09-21(金)

修論計画・卒研計画
サブゼミ報告
その他
蓼科ゼミの準備作業計画(研究室紹介パンフレット、行き先案内)

 2001-09-14(金)

修論計画・卒研計画
吉田 まちづくり専門家による支援の現状の問題点と職能確立 阪神淡路の課題から
   個々のケースを掘り下げて、専門家が果たした役割を整理してみる。
   アンケートとヒアリングの方法を工夫する。
薗頭 まちづくりとは何? について答えがいろいろある。事例はどのくらい必要か。
      うまくいっていない事例の調査方法は?
その他、各人の進捗状況

その他
今後の、全体ゼミの日程 9月21日(金)午後、9月28日(金)9:00~、10月9日(火)9:00~
                   10月15日(月)9:00~、10月19日(金)9:00~
まちづくりサブゼミ 定例的には、火曜日10:00~。
筑波大合同ゼミ 10月6日(土)~9日(月)
     参加予定者:室崎、北後、清水、松山、吉野、福本、渡辺、楢原、追谷、堀川、トウ?
             (計:10~11名)
中間発表会を、11月中旬~下旬にします。

 2001-09-10(月)

修論計画
薗頭 まちづくり組織の関係に関する考察 及び 論文目次案
   課題 「『復興』まちづくり」の捉え方の整理
       事例の現場で、実態を見て、何が問題かを探る(プレ・ヒアリング)。
       なぜ、NPOか 最近多く出版されている関連文献を参照して整理する。
       類似研究のレヴュー (復興まちづくり、パートナーシップ)
中村 避難路のネットワークに着目
   課題 防護性と明快性の関係の整理 明快性の定義(経路端部脇の階段の評価など) 
        → 安全とは何かにつなげて考える
卒研計画
堀川 コミュニティ・ビジネス
   どのような、視点、専門性から、コミュニティ・ビジネスをとらえるかが重要
   具体的にはどう進めるか、例えば、阪神間で行われている事例の分析?
   地域の活性化の評価軸(生きがいのある雇用創出、地域課題の解決、地域の結びつき)
吉野 コミュニティ復興拠点の計画 
   コミュニティのシステムの設計 コミュニティの施設の設計 ?
野原 スタジアムの群集の安全計画について
   具体的にどのような作業をすれば、事故防止がはかれるか。
     過去の事故事例の分析
     危険箇所の避難計算などによるチェック
その他
筑波大との合同ゼミ(10月6日~8日) 担当者 M1の1人
ソフトボール(10月5日)  吉田君から担当者指名
サブゼミの組織化 ?

 2001-08-30(木)

夏季休業中の進捗状況について
吉野 免許を取っていた。卒研テーマについての作業は進んでいない。
      今後の課題 現地を見てくる。 設計「復興拠点づくり」に向けて
野原 クラブの練習で時間がなかった。 卒論テーマ スタジアムの避難研究
       明石の歩道橋事故の原因は? 人がたまっていったことが1つの原因
松山 勉強した割りには報われなかった。 復興まちづくり コミュニティ → 設計
       現場に入って感じたものを空間化
福本 構造系がやばい。
       倉吉の建築について、伝建地区になにがあるとよいか、住民の意見を踏まえて設計
楢原 まとはずれの勉強だった。 卒論のテーマ 災害弱者の避難について
       他の人の論文を読んで、テーマを絞り込む いままでの研究、対策で何が不十分か
       なぜ、対策が浸透しないか。 どのような配慮をしても、それだけで十分か
渡辺 まとをはずして勉強をしていた。  石東さんとのアンケートの追加ヒアリング
      うまくいかないのは、人間関係かそれ以外の要因か コレクティブ住宅
馬越 去年よりよくできた。 あと半年、有意義に過ごせる計画をたてる
追谷 日本の災害復興都市計画 詳しく調べる都市を絞る
       「調べたくても調べられない所もある」 現地に行く
       問題の所在を明らかにしてから調べる。対策が、その都市にあっていたかどうか。
       それなら、1923の小田原、横須賀などの復興都市計画、もしくは、能代、大館など。
谷山 前の発表から、「経済的にみて、住宅再建がどうあるべきか」を自分なりに考えている
       再建パターンの類型化、 海外事例の勉強も   仮説→検証作業
吉田 テーマとして「コンサルタントの役割からまちづくりの支援を考えていく」
       ヒアリング対象 神戸まちづくりセンターの登録リスト 「本から得たことの検証?」
       いま足りないこと  職能の確立(まちづくり専門家)  専門家の中立的な立場 資金
       コンサルタントの各地区、行政とのかかわりのまとめ 
       まちくづくり組織、行政のうごきのまとめ 
北條 高齢者と住宅の関連 増改築を行う業者の役割(知識など)
        安全性を重視していくことが主流になっているが、介護との関係も重要。
        調査対象 増改築を行った家庭だけでなく介護を受けている人全般
中林 既存不適格、違反建築など、が出来る過程に注目する
        →行政の検査システムについて、ヒアリングを行う(大阪府など)
      出来た建物の維持管理について、定期検査システムの提案など
      住民の意識について、改修への興味ない? 国などからの援助が必要→ヒアリング
      国がどこまで関与するべきか 危険な住宅には住ませないのか 災害時の責任との関係
大松 二本柱で進めている  性能規定化の問題点、法のあり方  ケーススタディ
      性能規定化のよい点、悪い点、今後の方向 → 論点整理 国際比較 仮説が必要
      ① 事例:ケーススタディの検証、38条の事例の検証、外国の事例
      ② 性能設計をしている人へのアンケート
中村 過去の研究レビューを行った。 
      平面の避難安全性 ネットワークの再構成(距離の切り離し、見通し)での評価
      「見通し」の実験
      評価軸(明快性、冗長性=分散性?、防護性) → 避難失敗確率最小化
      避難有効対策の評価
薗頭 ボランティア・NPOが参加する復興まちづくりシステムの構築
        「まちづくり」のとらえ方の変化 
         建築プランナーだけでなく、包括的なシステムとして捉える必要
       ①ボランティア・NPO(非営利)でよいのか コープランなどは?
        行政と市民の間に入る、中間支援の専門技術者の集団
        それとも、それ以外のセクターととらえるか。 住民活動を円滑化、翻訳、仲介
        それとも、地域団体と同列、あるいは市民の一部と考える?
       ②ケーススタディとか専門家への集中的なヒアリング
       ③世界のまちづくりでのパートナーシップなどの先進事例

今後の予定
   次回の全体ゼミ 9月10日(月)  次々回 9月14日(金) 
   それ以降、後期は金曜日の午前9:00~ 

 2001-07-23(月)

修論計画
薗頭 専門技術を持つNPOの震災地での役割に関する考察
  - なぜ、NPOなのか、研究の目的は? ボランティアとの違いは?
     (NPOには、持続性、社会性、公共性、責任性がある。)
     どこを、どのようによくしようとするのか。全体としてどこが大切か?
     → NPOの組織、核になる人、うまくいくと有償で活動できるようになる。
  - 被災地で関連するNPOの種類
     ①災害救援の組織・ネットワーク、②コミュニティサポート、③生きがい仕事づくり
     ④建築・住宅系では、住宅供給公社、住宅金融公庫等のNPO化
  - 被災直後、阪神ではNPOがあったか?
北條 住宅改造関係のテーマを考えている
  - 研究の設定上の問題点
     ①だいぶん前からこのことは言われていて、更になにが必要とするのか、
       改修制度に問題があるかどうか。防災面・安全面に注目するのか。
       これまでの住宅の問題点に対して改造が進んでいるのかを見るのか。
     ② 事例研究として、事例が集めれるのか。これができれば意味はある。
     ③ 評価の軸は、どのようにするか。介護にかかるお金との関係?
中林 既存不適格建築に対する制度について
  - 既存不適格の実態を把握してどうするのか。
  - なぜ改善がすすまないのか。
   → 耐震改修について、行政的な対応ができないものか。
  - 進める方法
    住んでいる人の自発性、安価な方法の提示、法制度が機能するしくみ
  - 問題の焦点をさぐるためにヒアリングを行う意義はある。
卒研計画
堀川 コミュニティ・ビジネスについて報告
  - 経済の話を、建築・まちづくりにどのように関連付けるか課題
M1研究計画
  - M1の間は広く研究してください。
次回は、8月30日(木)

 2001-07-16(月)

修論計画
吉田 住民主体のまちづくり、住宅更新とまちづくり、の中での専門家の役割
  - 研究の目的は? 支援システムの構築
  - だれでもがそういう。研究は、従来の考え方の問題点について何か付け加える必要がある。
  - 阪神・淡路大震災では従来とちがった仕組み、支援のシステムが生み出された。
     それが今後のまちづくりにどのような影響を与えるのか。
  - 研究の方法論も重要。専門家の関わりについての枠組みを他の分野を参考に見るとか。
  - 阪神・淡路大震災で何が問題だったか
     行政べったり、もしくは、住民べったりで、専門家としての自立性・指導性がなかった?
     専門家に能力、知識がない、不十分。専門家とはいえない。
     パートナーシップについて、専門家がお手伝いをするということについて理解がない。
  - わからないことがある時は
     日本でよいものを見る 林「市民参加のまちづくり」(ぎょうせい)
     外国でよいものを見る 米国のパートナーシップ論
     現場を見る
大松 建築基準法の性能規定化と避難安全検証法に関する研究
  - 法規がどうあるべきか難しい
  - 研究の目的を一言で言えば → 法規はどうあるべきか
  - 従来の法の理論から、どのように位置づけられるか 建築基準法はどうあるべきか
     なにを議論すべきか どこに本質的な問題があるか
     → 責任の所在について関心がある。
  - リスクと法律の関係は?
  - ケーススタディとの関係は?
  - 社会に役立つ具体的なもの(新しい観点の検証法など)を提案することによって、
     上記の関係がうまくなることを目指すことも考えられる。

 2001-07-09(月)

修論計画
谷山 阪神・淡路大震災後の復旧・復興資金の流れについて
  - なぜ、お金に着目するのか ← むだなところにお金が使われているのでは?
  - 研究対象をどこにするか。経済学者の研究とのちがいをはっきりさせる必要がある。
  - 全体像が中心で、その中に住宅再建がある。(逆に、住宅再建を見るうえで、全体をみる。)
  - 研究の方法についてつめていく必要がある。
  - 最終的なアウトプットのイメージを作っておく。
卒研計画
野原 スタジアムの避難計画の研究
  - 研究の目的、意義をはっきりと。何が問題になっているか。
  - 図面収集。関連文献収集。
吉野 コミュニティ復興拠点の計画(卒業設計)
  - コミュニティを継続させる。
  - 現状でどれだけ戻っているか(事実)、なぜ戻ってこれないか(原因)、を調べる。
  - 戻ってこれない原因を解消する対策を考えて計画する。
サブゼミ
  - 高田班(阪神・淡路大震災における住宅復興) ←どのような視点でとらえるのかが重要。
  - 清水班(日本の大火についての検証) ← 都市環境・社会構造の変化との関係でみる?
        寺田寅彦の「災害の進化」を読んでみる。文献収集がかぎ。
  - 辻内班(日本の災害復興都市計画) 

 2001-07-02(月)

修論計画
中村 安全性と明快性
    - なぜ、多元的な評価でないといけないのか。
    - 明快性の定義を明確に。過去の研究との関係も整理する必要あり。
卒研計画
追谷 「日本における災害復興都市計画」(卒業論文)
   - 重要な意味のある災害で、見落とされていた事例を取り上げたい。
   - 芸予地震ほか、最近の事例で、まだスポットがあたっていない事例を取り上げても。
楢原 「災害弱者の避難に配慮した防災計画」(卒論) or 「ケア付き高齢者住宅」(卒計)
   - 考え方の整理が必要。海外での動きも参考に。
福本 「伝統的町並み(倉吉)の防災計画」を提案(卒業設計)
   - 新しい提案の必要がある。住んでいる人の意識構造を考える。ディテール提案。
堀川 「住宅の復興、豊かな生活(阪神・淡路、海外の災害)関連」(卒業論文)
   - 生活の豊かさを示す評価尺度を考えてみては。シアトルの例参照。
松山 「災害後の経済や暮らしの復興、コミュニティビジネス」を展開する場(卒業設計)
   - まちのあり方を考える。
渡辺 「コレクティブハウジング5年目の検証と今後の展開」(卒業論文)
   - 現在の形で、なかなかうまくいっていない状況もあるので、テーマは色々ありえる
野原(就職説明会で欠席、来週発表)
吉野(就職説明会で欠席、来週発表)
サブゼミ 第3期 テーマ
辻内グループ 「日本の過去の災害に対する復興都市計画」
   - うまく資料が集まるか課題。
高田グループ 「阪神大震災について」
   - 教訓情報資料集(内閣府HP)、データベース(消防庁HP)参照。イミダス最新号も。
清水グループ 「環境と共生し高齢社会に対応する21世紀の集合住宅」
   - パパネックの「地球のためのデザイン」を読んでみるのもよい。

 2001-06-18(月)

修論計画
北條  イギリスに学ぶコミュニティ・ケア(在宅ケアを支えるシステムの参考として)
サブゼミ 第2期発表
辻内グループ 災害時における弱者の避難に配慮した防災計画
    ・ 日本のバリアフリー環境と災害弱者への配慮の関係。
    ・ 差別禁止規定が重要。それがあってこそ、災害時の配慮もできる。
    ・ 米国のショッピングセンターの障害者用避難エレベータの紹介(普段も障害者専用)
高田グループ 実例から建築防災を学ぶ
    ・ 旧38事例 神戸ファッションマート(見学実施)
    ・ 性能規定化ルートB,C事例 共同通信社新本社ビル・アネックス(資料)
清水グループ 世界の大規模火災の事例と検証
    ・ 得られた18火災事例を分析 
      - 放火と工事中の火災、ヒューマンエラー、ダクトに注目
    ・ プルデンシャルセンター火災(1986)とホテルニュージャパン火災(1982)を比較
      - 従業員の訓練に差
6月25日の全体ゼミは中止。代わりに7月23に全体ゼミを行う予定とする。
次回の7月2日には、次の事項を発表する。
卒業研究のテーマ(4回生全員)
サブゼミ第3期のテーマ(各サブゼミ)

 2001-06-11(月)

修論計画
大松 避難安全検証法に関する研究(ケーススタディ含む)  
   -前提として、
    ①従来の検証法の問題点、
    ②安全を確保する社会のあり方、
    ③国際化・標準化の問題点、を明らかとしておく。
吉田 住民主体のまちづくり 住宅更新とまちづくり(共同建替、協調建替)
   -これまでの研究が多くある 従来の研究で欠けている視点は?
   -共同建替と安全性の関連は?
   -以下参考
    まちづくり合意形成がどのように行われて、プラン(各種の性能)が定まったか。
    専門家が安全性の視点からどのような役割を果たしたか。
ゼミ旅行 9月5日~7日に決定。
6月14日13:30~14:30 邵さんの研究経過報告会(工学部101教室)。

 2001-06-04(月)

修論計画 
北條(高齢者が安心してくらすには。住宅改修・・、グループホーム・・。)
谷山(復興・復旧のあり方、生活の再建と都市全体の復興の関係)
今後、全体ゼミ開始時間を、月曜16:30とします。

 2001-05-28(月)

修論計画 
薗頭(NPO、専門家、防災・まちづくり)
中村(避難安全性の評価方法について)
サブゼミ 第2期の予定テーマ とりまとめの発表は、6月18日に行うことになった。
辻内グループ 災害時における弱者の避難に配慮した防災計画(ADAと日本の違い
高田グループ テーマ決め中 → 「実例から建築防災を学ぶ」(2001-06-04)
清水グループ アジア各国の火災事例 → 大規模火災の事例と検証(2001-06-11)

 2001-05-21(月)

修論計画
中林(既存不適格建築物をどうしていくか)

 2001-05-14(月)

修論計画
大松(火災安全の性能規定関係)
サブゼミ 第1期発表
辻内グループ 今井町考察
高田グループ まちづくりキーワード
清水グループ 真野地区のコレクティブハウジング

 2001-05-07(月)

修論計画
谷山(阪神・淡路大震災の復興・復旧) 
吉田(まちづくりの進め方)

 2001-04-23(月)


修論計画
薗頭(防災ボランティア関係)


 2001-04-16(月)

修論計画
中村(建築防災計画関係)
米谷(伝統木造の地震危険評価法について)

2001年度前期は、定期的に月曜日の15:30から行います。

  当面は修士論文についてM2からの発表を中心にすすめ、サブゼミ報告その他についても議論します。

2000年度後期は、定期的に月曜日の9:00から行います。(2000-09-27、hok)


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